ラクに合格できる受験科目選びのカラクリとは?

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大学受験って大変ですよね…だから、なるべくラクな方法で勉強したいって思います。
例えば、指定する受験科目が少ない大学、得意な教科を指定する大学を選ぶと、受験勉強がラクになりそうです
私もそう思っていました。

しかしそうした選び方をしてしまうと、受験で失敗してしまうパターンにはまりやすいです!
それはなぜなのか、今からご説明します。

勉強がラクと思って選んだ科目のはずが、合格しづらくなる!?

私が受験した時のケースを例に解説しましょう。

国立大学の文系を志望していて、理科が苦手です。
国立大学では、まず一次試験(センター試験)を受けて、それから二次試験を受けて、両方の得点の合計で合否が決まります。
だから、一次試験ではなるべく多く得点しておきたいところ。

国立では5教科全て選択しないといけませんが、理科は難易度の低い科目と難易度の高い科目がいろいろ用意されていて、いくつかのパターンで最大3科目選びます。
どのパターンで選ぶかは、大学によって違います。

私はそのとき、国立大学には行きたかったけれど、まだ「この大学にする!」とがっちり決めていなかったので、国立大学の理科の選択パターンを見て、一番ラクそうなところを受験しようと思っていました。
そのほうが一次試験の点数が多くなるので、合格しやすくなりそうです。

それで、理科で一番ラクそうなのは、基礎的な科目(物理基礎とか、化学基礎とか)から2科目選ぶというAのパターンだったので、これにしようと思ってました。
「基礎」が抜けた科目は難易度が高いので、なるべく「基礎」の科目にしようとおもったのです。

同じように、私立大学を受験する場合でも、苦手な科目が受験科目でないところを選ぶと、ラクそうですよね。

例えば、慶応大学の経済学部の受験科目は「A方式」と「B方式」の2種類あって、「B方式」を選ぶと、数学を受験しなくてよくなるのです。

経済学部に行こうとする人は、文系ですから、数学が苦手な人がほとんどでしょう。
だから、数学なしの「B方式」で受験したほうが、受験勉強がラクになるので、そっちのほうがよさげです。

しかし、こうした方法で受験科目を選んでしまうと、失敗します!

理科が苦手だから難易度の低い科目を選択して受験する、あるいは数学が苦手だから数学なしの方法で受験する、というのはラクに思えるかもしれません。

でも、そう思うのはあなただけではありません。
外の学生だって、同じように「これはラクだ!」と思うのです。
だから、「ラクそうな受験科目」には受験生が殺到し、倍率が上がります。
A方式は数学が必須科目で倍率は4倍です。B方式は数学が必須科目ではなく、倍率10倍以上です。

数学は敬遠されやすいので、自然とB方式に学生が集まりやすくなり、倍率が上がるのです。
そうすると、B方式ではかなりの高得点を取らないと、合格できなくなります。

反対に、あえてイバラの道を選んで、あえてみんなが選びそうにない受験科目で受験すると、ライバルが少ないので、倍率が下がり、かえって合格しやすくなるのです

このカラクリ、知っておくと本当に「ラク」になりますよ。